建築家は住宅で何を考えているのか (PHP新書 545)価格: 1,470円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2 現代建築家の建てた住宅建築集の本。カラー面が多く、たくさんの写真を収容している。建築コレクション本というと、よくて数千円、万を超えるものも珍しくないのに、新書とはいえ、よくぞ1000円台前半で収めたという感じ。個人的に住むのはどうかと聞かれると「うーん」という感じだが、どの家も見る分には十分に美しい。とりわけラインの優美さに惹かれる。一番最初に出てくる著者・難波和彦の「箱の家」は、吹き抜けと深い庇を大胆に生かした直線がいい。ほかに紹介されている中で小さい家が良かった。部屋を小分けにしてあえて小ささを強調した家など、小ささを隠すのではなく積極的に楽しもうとする建築家のセンスが光る。そんな中で安 |
なぜ、ベンチャーは失敗しやすいのか?価格: 1,575円 レビュー評価:5.0 レビュー数:4 学生の企画を具体的にみてゆく過程はなるほどと思えるもの
起業を考えるなら、一読する価値のある本です |
進化と人間行動価格: 2,625円 レビュー評価:4.5 レビュー数:7 「生物は進化したのだ」と言うのは簡単だけれど、実際その意味するところは何なのかということに関しては中々理解しづらいものがあります。
本書は生物、そしてその一員たるわれわれ人間にとって「進化」という事実がいったい何を意味しているのかを簡明に説明するものであるといえます。
生物進化というと、形態的側面に注意を引かれてしまいますが、実は行動特性や心理的特性も自然淘汰の影響を色濃く受けています。とすると進化のプロセスを理解することは私たちの自己理解の深化にもつながります。
単になんとなく言葉の上で知った気になっている進化や自然淘汰といっ |
The Universe of English価格: 1,995円 レビュー評価: 4.0 レビュー数:4 本書は、東京大学教養学部の英語のテキストである。東京大学教養学部で英語の授業改革が断行された際、教師自ら統一教材を編むことになった。その結果、1993年に発刊されたのが本書である。 第一の特徴は、「学生だったとき、英語の時間にこんな文章が読めたらよかったのに」と思える内容を厳選し掲載していることだ。教師の立場からではなく、最大多数の学生の関心を喚起する文章を幅広く集めたという。その結果、17世紀のオランダ絵画、右脳と左脳、知覚の歪み、バクテリアと酵素の闘い、エッフェル塔の美学、宇宙の膨張、貨幣経済の興隆など、バラエティと話題性に富んだ22点の内容が並んだ。中には、ケンブリッ |
On Campus価格: 1,785円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 東京大学の学部生必修英語「英語1」で使わるテキストの一冊(これは学部1年生夏学期用で、1年冬学期用、2年生用は別にあります)。さまざまなトピックに関しての、読み物。
授業では、これを読んで、ワークシートの問題を解いて、DVDを見てListening Comprehensionの問題を解いておしまい、という流れ。
以前のExpanding Universeと異なるのは、以下の点:
・英語が読みやすい。本文が見開き左ページ、注釈が右ページにある形式は以前と同じだが、この注釈さえあれば、辞書を使わずに、(ちゃんと高 |
物理学序論としての 力学 (基礎物理学 (1))価格: 2,520円 レビュー評価:5.0 レビュー数:4 この本は大学初年度の学生におススメの力学の入門的教科書です。
僕もそうでしたが、大学に入ってから間もないころは高校の物理と大学の物理のギャップに大変苦労させられます。
そんな時に僕が手にしたのはこの本でした。
この本は大学に入ってすぐの1年生にもしっかり理解できるように書かれています。大学に入ったばかりの学生さんはこの本で物理学の基礎的な考え方にしっかり慣れ親しんでおくと、あとあとの物理の勉強にも役立つと思います。実際に私もこの本に助けられました。
また、この本は力学の歴史的な部分についても述べられていて、古典力学の生い立ちについても知ることが |
消化器内科レジデントマニュアル価格: 4,725円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 よくまとめられています。あとはクリニカルパス的なことまで提示されていればより臨床的に使いやすいでしょう。東大消化器内科の先生方、有難うございました。お疲れ様でした。 |
合格手帳 赤価格: 1,155円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1
鉄は熱いうちに打てと先人たちは教えてくれた。勉強を始めようと決心したら、意欲が高いときにやる方が良い。しかし難しいのは継続をすること。勉強だけではなく、ダイエット、資産運用など長きにわたり継続することで目標が達成できるものは、手帳を使い管理をするのが良い。そいいう意味で、本書は受験をこれから控えている受験生にはとっておきの1冊です。
手帳には一切、○月○日など数字が打たれていない。いつから始めたってよいのである。そても学習する習慣がつきそうである。 |
外交 (UP選書)価格: 2,520円 レビュー評価:4.0 レビュー数:4 戦前までの、外交の形成過程、外交の目的などが記述されています。時代の変化を
考慮すれば、そのまま鵜呑みにはできませんが、外交は、古い慣習を継承している部分も多く、参考になる点も多々あります。
ただ、内容はそれほど面白く読み進むことができるというものではありません。 |
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日本美術の歴史価格: 2,940円 レビュー評価:4.5 レビュー数:10 まさにタイトル通り。日本美術の教科書。一個人の美的基準によって構成される本書は、一貫したテーマに集約されていて、内容にブレがない。
縄文美術から現代の美術まで網羅されている。個人的には、
◆弥生・古墳美術
◆飛鳥・白鳳美術
◆奈良時代の美術
あたりがとても魅力的で、読み応えがあった。
提唱者ゆえか、桃山美術の「かざり」については、他の追随を許さぬ筆者の切れのいい解説に大いに刺激された。爛熟した美しさにため息がでた。
改めて考えるまでもないが、美術史は、宗教史であり仏教 |
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